2012/12/30

楽しい仲間達による素敵な出会い、今年一年も本当にどうもありがとう!2013年も宜しくね☆



 









今年最後の展示は、New YorkのSapce Womb galleryにて。MoMA PS1向かい側で2012/12/15 - 2013/1/4 迄。これ迄、大きな作品を制作する事が多かったのですが、海外への輸送は結構大変。そこで、Postcard Exhibitionというのに参加してみました。作品が小さくなっても、同じ空間・密度は保てるのでしょうか?色々と試行錯誤しながら、次回作にも取り組んで行ければと思います!
 




2012/11/26

五井平和財団による毎年恒例のフォーラムが昨日開催され、今年のテーマは『幸せの価値 Values of Happiness』でした。そして、今年五井平和賞を受賞されたのは、『幸せの経済学』の著者ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん。彼女は、ヒマラヤの辺境 ラダックに滞在し、つつましくも豊かな暮らしをしていた人々が、近代化の波に押されわずか数年で貨幣経済が貧富の差をもたらし、貧困にあえぎながら援助を 求める様に至った経緯を目の当たりにし、本来不必要なものへの欲求を生み、人々から時間と幸福を奪ったグローバリゼーションの本質について、書籍や映画を通じて問い続けて、それを超える道を実証的に明らかにされています。

今迄、世界では国の豊かさを測る指標として「GNP(国民総生産)」や「GDP (国内総生産)」などに基づき、どれだけ経済成長したかという事が「豊かな国」「美しい国」の定義と信じられて来ました。そして、世界の様々な地域に「開 発」という名の「消費社会」便利で快適に生活出来る社会が形成されたというのは正の側面であって、負の側面ではコミュニティーや伝統の崩壊、貧富の格差の 拡大、雇用問題、うつ病・自殺精神的病、加速化する競争社会、「新たな貧困」が生まれる様になった。本当の豊かさとは?幸せとは何かを再定義せず、巨大化 する経済によって深刻な生態系と文化の崩壊を招き、人々の疎外感へと繋がって行った。

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさんは、現代のグローバリゼーション一辺倒の経済の流れを危惧し、「ローカリゼーション」即ち、生産者と消費者の距離を縮め、 地域社会、民主主義、そして健全な生態系を回復する事を提唱し、啓発活動をおこなっています。それは、地元に基盤を置く中小企業や金融機関の強化につなが り、地球とそこに住む人々やあらゆる生き物の真の利益にかなう経済を目指しています。新しい価値観や経済成長のパラダイムシフト。地域社会や自然との繋が り、持続可能な世の中、競争ではなく協力・共存して行く事で、豊かな社会に変わって行く事を願っています。

最後に、親子共々親しくさせて頂いている西園寺Familyの皆様に、心よりお礼申し上げます☆

2012/11/11

 New City Art Fair in Taipei にて作品を展示しました!ファッションショーやライフスタイルとアートを融合させたイベントで大盛り上がり☆初めての台北はとっても刺激的でした。









2012/10/07

 作品と向き合うためには、日頃の栄養がとっても大事!美術館•博物館•劇•映画•演奏会•コンサート•様々なワークショップへの参加は絶対に欠かせません。特にNYに居た頃は、雨が降ろうが雹が降ろうが雪の中でも貪欲に動いて家に着いたらそのままベッドに倒れて寝てしまっていました。今年は、体調管理をしつつも没頭する情熱は忘れずに!



何度行っても、遊び心がくすぐられる☆岡本太郎記念館。


Dance truck project 横浜みなとみらい新港ふ頭で、輸送トラックを舞台にした先鋭的なダンスパフォーマンス。





日本の伝統文化を感じさせてくれる恵まれた自然環境は、海外から戻って来た時に背筋を正してくれる様で、落ち着いた気持ちになります。根津美術館

  
 幼い頃は、寝る前に父が日本昔ばなしなどを読聞かせてくれました。3歳で父の仕事で米国に移り住んでから、自分の国を思い返す時はその時の空気感や香りを思い出して懐かしく思っていました。幼少期をふと思い出した展覧会でした。 「お伽草子展」サントリー美術館

John Cageの生誕100周年に宮田まゆみさんによるCage作曲の笙の調べれをサントリーホールにて。まゆみさんが召喚士の様に見え、気付いたら別次元に誘われてました。不思議な経験!

2012/09/25

2009年、NYで湿板写真の撮影を行った。練習の為に撮影をしていたため、特にメイクなどのセッティングは行わず、目の前にあった貝殻を手にしてサッと 撮影をしたものだけれども、お気に入りの一枚です。同時期制作していたプラチナプリントの作品が、翌年Soho photo galleryのコンペに選ばれ展示をする事になったり、この時期は特に19世紀に発明された古典技法の制作ばかり行っていた様に思います。湿板撮影は、 1851年にイギリスのフレドリック スコット アッチャーによって発明された技法。

   Wet Plate Collodion / Self Portrait / New York 2009

古い技法から新しい技術へと、作業のほとんどがデジタル化してしまった現在、制作する際に手で作業をする事の大切さを痛切に感じます。人間力は作品力につながると思うのです。

2012/09/01

London & Paris

夏はLondonとParisにて沢山のexhibition, theater, concert、night showを鑑賞しました♬